ライラの冒険

サブタイトルは「黄金の羅針盤
監督・クリス・ワイツアメリカ映画。
三部作構成作品の第一作目。
広い宇宙には似ているが違う「パレルワールド」が多く存在する。
その世界の一つには、自分の魂が体の中に収まっておらず、動物の姿として人の横にずっとくっついている世界もあるとの事。
そんな世界で暮らす、ライラという少女が主人公。
寮で平和ながらすこし窮屈な生活を送っていたライラ。ある日自由に活動する女性コールターと出会う。
コールターに気に入られ、「手伝いをしてくれないか?」という誘いに喜び勇んでついていくライラだったが…
そんな感じのわかりやすいファンタジー映画でした。
湯川的には、ナルニアとハリポタを足して割った感じだな、と思いました。
とりあえず百合好きとしてはコールスターのライラ寵愛っぷりに萌えます。
いちいち会話するたびに顔に触れるな(笑
まあ、最も今作だけで本当に「愛情」からの対応なのかは判断出来かねますが…
まあ、兎にも角にも熊スキーの湯川はイオレク萌え。
鎧クマたちが大量に現れるシーンは萌え燃えでした。
あのイオレクの従順っぷりもツボ過ぎます。
王様だってのに、そんな幼女の護衛してて良いのでしょうか(笑
子供向け、ということもありちょっとご都合主義的な演出も有りますが目を潰れる程度です。(あれ?鎧着てこなかったけどどこから持ってきたの?、とか。)
あ、人間が死ぬと、魂である横についている動物が光の粒子状態になって消えていくという演出はかなり良いと思いました。
エグい画面効果なく、「あ、あの人は倒されたんだ」という認識がわかりやすく、子供向け映画としては素晴らしいと思います。
ただカメラワークはかなり勿体ない感じです。
まあ、アメリカ映画って結構カメラワークが勿体ない作品が多いと言えば多いのですが…
話自体は3作で完結ということで、今作はバリバリ「続くぜ!」的な終わり方でした。
次作は「この世界」にライラ達が来るようなのでそれも楽しみです。
一般おすすめ度:★★★☆☆
百合おすすめ度:★☆☆☆☆