少林少女

主演:柴咲コウ、監督:本広克行、邦画。
幼い頃に少林寺本場に修行に出た主人公、月日が流れ修行を終えて日本に帰ってみたらなぜか道場が廃墟同然に。
なんとか道場復活、少林拳を広めるため、悩んでいたところ、元師匠の経営しているお店で働くアルバイトの娘に「少林拳をするからアナタもラクロスをやって」てな感じでラクロスを始める主人公。
しかしながらこれまで一人で闘ってきた彼女にはチームプレイが出来ず…
そんなストーリーでしょうか。
ええと、ぶっちゃけますと、サッカーの変りにラクロスをして、主人公を女の子にした少林サッカーです(笑
勿論、作品自体目指しているのが少林サッカーなのでしょうから、その点では、大成功だと思います。
ストーリー的にはかなりありきたりな上にめっちゃめちゃ少年漫画です。
主人公が壁にぶち当たり、それを努力と根性と友情で乗り越えて、強敵が現れて、ってもう王道!(笑
その手の話が好きではない人には「ナニコレ…」状態だと思います。
湯川はその手の話が大好きで大好きでたまらないのでかなり好きな話でした。
ていうか!百合なんですよ!百合!
女の子が主人公だって言うのに、ラクロスを始めるきっかけが女の子です。
そして他のメンバーとうまくいかないときや色々大変なときにその子は主人公に優しいんですよ!どう見てもフラグを立てているようにしか見えません。
最終的にその娘はさらわれて、それを助けに単身乗り込む始末。
なにこの百合映画(笑
萌えすぎます。
萌える萌える行っていますが、主演の柴咲コウさんの殺陣シーンおよびラスボス城(と言って良いと思う)に乗り込むまでの爆走シーンはかなり見物です。
柴咲コウさん好きのかたには是非見て欲しいです。
かなり素晴らしいです。
あ、CMとかではラクロスやってるシーンが結構映っていましたが、ラクロスシーンは殆ど無いと言っても過言ではないと思います(笑
メインは少林拳、そして友情。そんな感じです。
ちなみに、エンディング(スタッフロール部分)はかんっぺきに少林サッカーのパロディとしか思えません(笑
少林サッカーが好きだった方にはかなりおすすめです。
…岡村さんは必要だったのかなぁ(笑
一般おすすめ度:★★★☆☆(個人的には5つ星なのですが、やはり一般におすすめするとなると…)
百合おすすめ度:★★★★☆