学校を出よう! 3巻

作・谷川流 イラスト・蒼魚真青 電撃文庫
学校を出よう3巻やっと読みました。まあ、1巻と2巻よりは間が空いてないな、と思う(笑
が、しかし。
2巻絶賛したというのに、3巻はまた1巻と同じぐんよりした感じ。
おもしろいんだけど…うん。そんな感じ。
でもまあ、百合度はかなりUPしていて良い感じでしたが(笑
舞台は校外から学校に戻り、前回(1巻)の事件終了後少しづつ生徒の減ってきた学園。しかし減っているはずなのに寮の部屋は空かず、何故か生徒が増える一方。これはおかしい…だからといって誰かが謎を解決するために立ち上がるわけでもなく…
しかしそんな中とある生徒が「ルームメイトが消えた」と大騒ぎし始めることから事件が明らかになっていく…しかしその事件はちょっとしたことにしか過ぎず…てな感じでしょうか。
まあ、なんていうんですかね、このストーリーはタイトル通り「学校」を出た方が楽しいのではないかなぁと思ってしまいます。というのも、なんか学園内は超能力者ばっかりの所為で「謎」が「謎」でないんですよ(笑
どんなことが怒っても「嗚呼、これは誰かの新しい力かもしれない」でなんとかなるんですよ(笑
それが読者にも伝染しちゃうのかなぁ…
まあ、全体的には正直おもしろさが下がっているんですが、最初に言ったとおり百合度は大幅UP
とりあえず初っぱなから新キャラの女の子がルームメイトとちゅーします(フェードアウト気味にごまかされていますが…
そして中盤辺りで、メインキャラのゴスロリ少女がルームメイトに訳もなく抱きつきます(笑
更に、後半戦もかなり百合です。ゴスロリ少女の考えていること、というか動作が全体的に百合で困ってしまいます(嘘
しかしまあ、3巻が不発だったのでまた4巻との間があきそうだなぁ…(苦笑
今また日日日の新作読んでますし…日日日の作品はもう、本当におもしろいですね(次の感想で言え
一般おすすめ度:★☆☆☆☆☆
百合おすすめ度:★★★☆☆