金魚屋古書店出納帳(上下巻) 芳崎せいむ IKKIコミック

ちょっと前に購入した金魚屋古書店の前身の漫画。その昔少年画報社から出されていた物。
古書店と同じく、やっぱりなんでか涙が出てくる漫画でした。
特に上巻の7話「父の背中」。
あとは下巻の中盤から最終回にかけて。ねらっている、といえばたしかにそれで終わりなんですが、やっぱりこのての話は泣けます。
そしてこのての話に、大好きな漫画が関わってくれているのならなおさらです。
「在てくれてありがとう」
なんて素敵な言葉なんだか。
漫画の神様、といわれて一番に浮かぶのはやはり、あの大先生…「漫画の神様ってなんですか?」と聞かれて多分殆どの人がその人の名を呼ぶのではないでしょうか。
おいらも今までは勿論そうでしたし、これからもそうだと思います。
ですが、少しだけ、漫画の神様ってやつは、描いている本人、そして読んでいる瞬間の読者じゃないか、と思うようになりました。
多分まんがすきにしか見えないのに、誰も見たことがない、そんな神様何じゃないでしょうか。
一般おすすめ度:★★☆☆☆
百合おすすめ度:百合度皆無