「金魚屋古書店」芳崎せいむ IKKIコミック

金魚屋という漫画しかおいていない古本屋さんを中心にその従業員、お客さんなどの生活、思い出、悩み、なんかを実際にある漫画を出して描いている漫画。
帯のあおり文句が「まんがばかのための漫画」なだけはある。
とことん、現存する漫画のタイトル、台詞、表紙、などが出まくる。
話は1話完結の続きものって感じ。
漫画のネタばかりなのにオタク感があまり無いので普通の人にも読めるのではないか、と。ただ、出てくる漫画を読んでいればそれだけ主人公たちの気持ちが痛いほどわかる、というかなんというか…
じんわりとなぜか涙が出てくる作品でした。
昔から、ずっと昔から本当に好きで、「こんな漫画が書けるようになりたい!」と思わせてくれた作品を久々に読み返したくなるような漫画でした。
まんがばかならば、じんわりはなの奥がつーんとするような漫画です。
どうでもいいことなんですが、この漫画にでてきた作品、殆どおいら読んでたりしてて「あ〜やっぱりおいらは親の代からまんがばか何だなぁ…」なんて思いました。
一般おすすめ度:★★★★☆
百合おすすめ度:百合度皆無